基礎代謝とは
人は食物や水分を摂取し、それを色々な形に変えながら、生命を維持するために利用します。
「代謝」とは、取り入れた 体内でのさまざまな化学反応によって、食物から摂取された栄養素を、吸収し、利用し、最終的に体外に排泄する一連の過程や現象をいいます。
基礎代謝とは
「生命維持に必要な最小エネルギー」のことを指し「代謝」の中で最も重要でこれは年齢と共に少なくなりますが、基礎代謝の大きな人は、活力があり元気な人ということになります。
基礎代謝が上がる仕組み
水を飲むと体の体温は一時的に下がります。
人間の体には、下がった体温をもとに戻そうとする働き(恒常性機能)があるため、下がった体温を再び上げようとします。その時、体はエネルギーを消費して体温を上げて元に戻しています。
その働きによって、基礎代謝が上がります
また、「代謝」の要となっているのが血液です。
血液を「川」と見立ててみると。
水の量と質(キレイさ)が適切であれば、どんどん水路を移動していきます。
反対に水の量が少なくて、濁り、よどんでいたら水は流れにくくなります
血液も同じで、水分の量と質が適切であれば、血液の巡りが良くなってどんどん流れて、細胞まで行き届くスピードが良くなり=代謝が上がる、という事になります。
反対に、水分の量が少なく ドロドロしていたらなかなか 血液が細胞まで行き届かず、血液の流れが悪くなり 代謝が下がります。
代謝が上がること自体が健康に良く代謝が上がることで、エネルギー消費率が改善されカロリー消費量が増える のでダイエットにも効果的だと言えます。
水を飲んで老廃物のデトックスをする
水を飲むことで体内の老廃物をデトックスしてあげることはとても重要です。
老廃物を体内に留まったままにしてしまうと下記のようなことがおこってしまいます。
- 免疫力の低下
- 代謝の低下
- ホルモンバランスが乱れる
- セルライトが増える
- 肥満
- むくみ
- 肌トラブル(ニキビや吹き出物・乾燥肌など)
セルライト
※ダイエットの天敵とも言われるセルライトは、脂肪細胞と老廃物がくっついてできるものです。
上記のようなことがおこらないように、水を飲んで尿や汗、便から老廃物をデトックスすることはとても重要です。
デトックスとは
現代の食生活には、知らぬ間に余分がミネラルや有害な重金属を口にする危険が潜んでいます。
食べなければいいのですが、通常市販されている食べ物に含まれているため生きていくためには仕方がないです。この有害な物質を、体に悪影響を及ぼす前に体外に出してしまうことが美容への近道になります。
尿や汗から老廃物をデトックス
尿や汗から老廃物をデトックスするためにも水を飲むことは重要です。
体の水分量が少なかったら汗もかきにくくなるし、排尿回数も減ってしまいます。
1日の排尿回数の目安は、体のしくみから8~10回が良いとされているので、排尿回数がそれ以下の場合は水分不足と思ったほうがよいです。
人間の体は毎日2リットルの汚い水ができています。
体内を循環し続け、体内の水はどんどん汚く濁っていきます。
その古くて汚い水には老廃物が含まれているので、新しく水を体内に入れてデトックスする必要があるのです。新しい水を入れることで、古くて汚い水を排出させていきます。
水を飲むデトックス 汗をかく
便秘の解消
便秘の原因は水不足によるものなので、水を飲むことで便秘を解消する効果があります。
便秘の原因
便秘の原因の一つに水分不足による便秘があります。
水分は排便にとって必要不可欠な要素です。水分不足は便秘の原因になりますし、便秘になると、便の水分が奪われ、より排便が困難になってしまいます。
この水分不足を原因として引き起こされる便秘には、弛緩性便秘が挙げられます。
弛緩性便秘とは
[弛緩性便秘] =大腸の運動が低下腸管の緊張がゆるんでしまい、ぜん動運動が十分行われないため、大腸内に便が長くとどまり、水分が過剰に吸収されて硬くなるタイプ。便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多い。
- おなかが張る
- 残便感
- 食欲低下
- 肩こり
- 肌荒れ
- イライラなどの症状
運動不足、水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが誘因に。
便と水分と便秘の関係
便秘の原因と呼ばれるものには、食生活や生活習慣、ストレスなど数多くあります。
最もシンプルな原因といえるのが、水分不足です。
人間の体の60%が水分でできていることからもわかるように、水は生物が生きていくために必要不可欠なものです。排便に関しても、水の役割は非常に大きいのです。
水分不足が便にもたらす影響はもうひとつあります。
便の中には、消化されないまま残っている成分も入っています。
その代表格が、便秘対策としてよく知られる食物繊維です。
便の水分が多いと、食物繊維はその水分を吸って大きく膨れます。
つまり、便のカサが大きくなり、腸が刺激されて蠕動(ぜんどう)運動が活発になるので、スムーズな排便が可能となります。
逆に、水分が少なければ、便のカサが小さくなってしまい、便秘の原因となります。
便秘の悪影響
便秘は、腸内にうんちが長期間溜まった状態ですから、私達の腸内細菌に悪い影響を与えます。
うんちがエサとなって、クロストリジウムなどの悪玉菌が増殖します。
そして発ガン物質、発ガン促進物質、アンモニア、硫化水素などの有害物質や、おならの元となるガスを発生させます。だから便秘の時のうんちは、臭いのです。そして便秘が続くと、それらの有害物質はどんどん腸壁から吸収されて、血液中をめぐります。肌荒れや様々な病気にもつながると考えられています。
他にも
- おなかが張る
- 痔になる危険性がある
有毒物質が発生する便秘になり、便が体外に排出されないと、腸の中では硫化水素やアンモニア、メタン、活性酸素などの有毒物質が発生します。毒素がもう一度体に吸収されてしまう便秘は便を圧縮して固めます。その時に出た水分の中には便として出そうとしていた毒素がたっぷり入っています。
その水分は実はもう一度体に吸収されてしまうのです。
有毒物質はガン発生のもとになる場合がある便秘により発生した有毒物質は、様々な生活習慣病を引き起こす可能性を高めるばかりかポリープやガン発生のもとになる場合があります。
腸内細菌に悪い影響を与えます腸内にうんちが長期間溜まった状態ですから、私達の腸内細菌に悪い影響を与えます。うんちがエサとなって、クロストリジウムなどの悪玉菌が増殖します。
顔のつやがなくなってくすんだりする美容と健康の大敵「便秘」が続くと、血液が汚れていれば、新陳代謝は低下し、肌はくすみ、肌荒れなどのトラブルも起こります。
皮膚のトラブルが起きやすくなる肝臓が弱ってくると、解毒機能が落ちてくるので、皮膚のトラブル(にきびや湿疹、肌荒れ、吹出物など)が起きやすくなってきます。
肌荒れや様々な病気にもつながる便秘が続くと、有害物質がどんどん腸壁から吸収されて、血液中をめぐります。肌荒れや様々な病気にもつながると考えられています。
健康な腸の状態を保ち便通を良くする
腸は栄養の約80%を吸収する臓器です。
何らかの理由でその吸収を阻害された場合、例えダイエットや美容に効果的な物質を摂取しても、
吸収されずに排出される可能性が高くなってしまいます。
腸を健康的に保つためには食物繊維や良質な油、ミネラルなどバランス良く摂取する事ももちろんですが、まず一番に必要なのが水です。
また、便秘が解消されれば溜める物も少なくなるので、根本的解決ではありませんが、
おなかのぽっこりも少し改善される可能性があります。
女性のお悩みの中でも多いのが、便秘によるぽっこりお腹。十分に水分を補給していないと、便がかたくなり便秘になってしまいます。
水をたくさん飲むことで、老廃物を排出しやすい状態になるため便秘が解消され、ぺたんこお腹をキープできるのです!