ヨーロッパのハンガリーでは、モンサント社が関与するの
遺伝子組換えの、とうもろこし畑を焼き尽しています。
この状況が、これは世界中に拡散され、
ハンガリーの強い意志が示されました。
ヨーロッパ諸国では、危険な作物は拒否するということが
主流になっています。
各国の政府も、国民の健康を害するものは国益を損ねる
ことを正しく理解しているようです。
この姿勢こそ国民を守るべき国家の姿でしょう。
ところが、ほとんどの日本人は、遺伝子組み換え食品は
食べていないと思っています。
しかし実情は、日本人もペットも家畜も、知らないまま
遺伝子組み換え食品を食べているのです。
日本の指定項目
栽培、流通、加工等が許可されている遺伝子組み換え作物は、
なんと驚きの118品種もあります。
2013年時点で、とうもろこし・大豆・西洋菜種・綿・パパイヤ
・アルファルファ・てん菜・バラ・カーネーションなど。
また、イネやトウモコロシなど隔離された圃場での栽培実験が
承認されている作物が10品目。
輸入遺伝子組換え作物の加工食品
輸入した遺伝子組み換え作物は、
主に表示義務のない加工食品や調味料、食用油などとして
使用されています。
日本での食品表示は、一部の農産物とその加工食品だけなのです。
表示義務がない醤油・食用油コーンフレークもありません。
遺伝子組み換え輸入大豆から作った納豆菌を使っても、
大豆が遺伝子組み換えでない場合には、
遺伝子組み換えではないと表示ができます。
また、5%未満の混入なら「遺伝子組み換えではない」と表示できます。
世界から非難されているモンサント社
そのホームページには、
日本は毎年、トウモロコシなど粗粒穀物やコ小麦、
食用油の原材料の大豆・菜種等を年間合計、約3,100万トン、
海外から輸入しています。
TPPが決まると、
さらに遺伝子組み換え作物が日常的になっていくのは
間違いないことでしょう。
世界各国で、遺伝子組み換え食品の摂取は、 研究者らも
健康被害を懸念して禁止の方向に向かっています。
政治家のレベルって
こんな逸話もあります。
ある有名な実業家が、オーガニック栽培農園に行きました。
その農園では、野菜類から米までも、すべてオーガニック栽培でした。
試食した実業家は、これまで味わったことのない美味しさに
感銘を受け、時の農林大臣に推奨することにしたのです。
実業家は、農園主に大根や人参他を持参して来るように言いました。
そして、大臣室に通され、自分の栽培法を話しました。
それを聞いた大臣の最初の言葉が、
「う~ん これは農協団体や医薬業界から反対されるぞ」???
「俺だって、これを推奨したら、次の当選は無いだろうな。」???
黙って聞いていた農園主は、サッサと野菜を袋に入れ、
無言で一礼して帰って行ったそうです。
慌てた実業化が、止めようとすると、
農園主は、「芯の底まで腐っていますな。見せただけでも損した。」
どうですか?
政治家は、身の保身、金儲けと名誉。
自分で守るしかないのでしょうか?