流れる水は腐らない!
反対に「流れない水は腐る」と言います。
清流は、曲がりくねった川を、石や土手にぶつかり跳ねながら、空気を取り込みます。
常に、勢いよく流れているので腐ることはありません。
酸素の豊富な水は、好気性菌(善玉菌)にとって棲みやすい存在であり、活性酸素を産む、嫌気性菌の繁殖が原因であることから、酸素の必要性がうかがわれます。
溶存酸素・溶存水素を多く含有するνG7水は腐りにくい水です。
ヘキサゴンエネルギー変換器であるνG7(ニュージーセブン)に水を通すことで、水環境中で何らかのエネルギーが働き、水の機能性および雑菌に対して有用な影響を及ぼすことが既に知られている。
玄米・白米を用意し、各30gずつを200ml用容器に供試水を120ml入れ密封した。つまり、米の量を全体量の20%(w/v)とした。供試水については、対照区は何もしていない地下水とし、試験区は以下の3区を設けて行った。
各区とも常温で密封放置し、任意の日数経過後、官能試験を行った。
また、参考に簡易pH試験紙を用いてpHを調べてみた。
すべての区とも嫌気状態での発酵であるが、5日目くらいから各試験区の臭気に違いが生じ始めた。7日目くらいになると明らかに臭気に変化と違いが生じた。
対照区は、硫化水素系、アンモニア系の臭気ガスが発生しているようであり、強い腐敗臭であった。
一方、νG7区は、アルコール系の混じった甘酸っぱい乳酸系の強い芳香臭になっていた。その他の区も対照区までではないが、アンモニア系の弱い腐敗臭をもっていた。
水道水の場合は、塩素殺菌が影響しているのか、硫化水素系の臭気は感じられなかった。しかし、長期間おいておくとカビ(糸状菌)が発生し始めていた(図1)。pHについては、対照区がpH5だったのに対しνG7区はpH4だった。
このことから、νG7水が系内の微生物相に大きく影響し、臭気の状態から判断して乳酸菌や酵母等が優占している状態を作り出していると思われる。その結果、雑菌が繁殖できない環境となり長期間でも臭気的にいい状態を維持していると考えられる。
玄米の場合は、白米よりもいろいろな成分があるので白米のようにはならなかったが、やはりνG7区は、対照区や水道水区とは臭気が異なっており、また、水の色にも違いが生じた。
対照区および水道水区は水が黒色化し始めており(図2)、硫化水素系のガスおよび金属イオンと結合した硫化物が多量に発生していると思われた。
以上、いずれにしてもνG7を通った水は、νG7のもっている何らかの改善エネルギーが瞬時に与えられ、微生物群に対してあるいは微生物群の優占環境に影響を及ぼした結果、雑菌を抑制する環境を作り出していると考えられた。
市販の豆腐を購入、半分にカットして、豆腐の高さの八分目ほどに、水道水とνG7水を入れて20分ほど放置した。その後、それぞれをラップで密閉して10日後の状態。
腐ったように見えるが、臭いは少ない。醗酵しているようだ。水も水道水(右写真)のように濁度は無い。
水はきれいに見えるが濁りがある。とても酷く強い臭気、水中ではウジ虫がたくさん泳いでいる。
「水道水」とその水道水をνSUN君に通した「ニュージーセブン水」を用意し、2つのコップにそれぞれ175ccずつ入れ、その中に同じサイズに切った食パンを入れた。また、コップにはラップでフタをし輪ゴムをかけた。
変化 | 水道水 | νG7水 |
食パンの状態 | ドロドロして腐敗ガスが発生 | 黄色く変色(醗酵) |
カビの発生 | カビが発生 | 発生なし |
水の状態 |
2週間目;強い濁り 3週間目;沈殿物が溜まる |
透明・沈殿物なし |
におい | 強い腐敗臭(悪臭) | 発酵したアルコール臭気 |
このように、VG7量子水は、とても安価に「腐敗させる水」から「醗酵させる水」に変えることができます。